絵合わせパズル(8マス・15マス・24マス)
ストロベリーないちご

素材としてのいちご

いちごは様々なものの素材になっています。飾りだったり味付けだったり。いちご狩りにでかけて、大量にいちごを持ち帰ったとき、いちごをそのまま食べるのではなく、素材として生かせば、新鮮な風味のまま食べることができるでしょう。

苺で作るいちごジャム

いちごジャム

いちごがたくさんある時に、いちごジャムを作る人も多いでしょう。自家製ジャムなので長期保存はできませんが、後日、新鮮ないちごの味が落ちてから食べるより、新鮮なままジャムに加工した方がいいかもしれませんね。いちごを潰して作る人、つぶさないでいちごの大きな粒の姿を残したままのジャムを作る人など様々でしょう。

250gのいちごに対して15%のグラニュー糖か砂糖を使います。色が変わってしまわないように、レモンの汁も使います。ヘタを切り取ったいちごを洗い、1個ずつ丁寧に水分をふき取り、砂糖かグラニュー糖に一晩つけたあと、ホーローの鍋で煮詰めます。それ以外の鍋だと、いちごとレモンの酸にやられてしまいますので注意が必要です。煮詰めるときにレモン汁を入れますが、思ったよりいちごからアクが出ますので、根気よく取り除かなければ、きれいなジャムに仕上がりません。

煮詰めすぎるとアメ状のジャムになりますが、どこまで煮詰めるかはお好みですね。保存する瓶も煮沸消毒して自然乾燥しておきます。出来上がったジャムをつめ、かるくフタをして、再度、容器ごと煮沸消毒します。瓶の半分くらいまでお湯をはります。終わったらしっかりとフタを締めて保存しておきましょう。

キンキンに冷えた冷凍いちご

いちごを冷凍しておくと、暑い夏にそのまま食べると濃厚なシャーベットになります。凍ったままのいちごに牛乳をかけて、潰しながら食べるのもおいしいです。凍ったいちごを牛乳と一緒にミキサーにかけると、いちごスムージーになります。冷凍保存をしているからと言って安心していると、冷凍焼けを起こしてしまい、臭みがついてしまいますので、ジッパーのついた冷凍保存袋でしっかりと空気を抜いて保存し、2~3ヶ月でなるべく早めに食べるようにしましょう。

もちろん風味は落ちますが、冷凍しておいたいちごでジャムを作ることも可能です。手軽にいつでも冷凍庫から出して食べられるのがいいですね。冷凍いちごに限らず、フルーツなどを冷凍保存するときは、できるだけ急速冷凍にすると風味も栄養も逃さないで凍らせることができます。

フリーズドライいちごは便利に使える

いちごを自分でフリーズドライすることはちょっと無理ですが、湿気さえ気をつけていれば長期保存も可能ですし、様々なものに使えるので便利です。歯ごたえはサクサクしていて、甘酸っぱさが口に広がります。バレンタインのプレゼント用に、チョコレートでコーティングしてもとてもおいしく食べることができます。ヨーグルトに混ぜてもいいですし、牛乳をかけるだけでいちごミルクが出来上がります。

裏技として、フリーズドライのいちごをおろし金ですると、いちごパウダーが出来上がります。これを手作りのお菓子の彩りやトッピングに使うと、色鮮やかなスイーツができあがります。試してみてください♪本当にきれいですよ。

苺は世界初の冷凍食品なの

世の中にはありとあらゆる冷凍食品がはびこっていますが、世界で始めての冷凍食品がいちごだって知っていましたか?アメリカコロラド州で、20世紀の始め、ジャム用にいちごを冷凍したのがその始まりです。日本では1930年頃、冷凍設備が不漁で空いてしまうのを活用するために考えられました。1932年には商品化され、『イチゴ・シャーベー』と名づけられて、大阪の百貨店のアイスクリーム売り場で販売され、大変な人気だったと言います。